パーソナルカラー診断を受ける際に気を付けたい、照明の条件について。(結colorsの照明についても話します。)
こんにちは、今日は光についての話です。
パーソナルカラー診断を受けに行こうと思った時に気を付けて頂きたいのが、光(照明)の条件です。
オレンジがかった電球色の照明、ゆったりリラックスしたい夜にはぴったりですよね。
オシャレなカフェやホテルはあえて照明を暗くして落ち着いた空間を作っています。
このような空間で過ごしていて、ふと相手の顔を見た時に、どういう風に見えるでしょうか?単純に考えれば暗く映りますよね?(私たちは記憶で色を見ている部分もあるので、親しい方だといつも通りに見えるのですが)
ですが、パーソナルカラー診断において、お客様のお顔の微妙な変化を逃さず読み取るためには、このような環境では大変厳しくなります。例えばイエローベースかブルーベースか、しわや影の様子が読み取りにくくなるのです。
そこで、パーソナルカラー診断における最適な照明の条件というのが決められております。
色温度:6500K~5000K
光色:昼光色~昼白色
照度:1000lx~2000lx
演色性:90Ra
・色温度とは光の色を数値で表したもので、晴れた日の北空の光が6500K程度です。(K=ケルビンという色温度の単位)
6500Kあたりでは青白い光をしていて、昼光色と呼ばれます。
5000Kは白い光で、昼白色と呼ばれています。
・光の照度は照明光で照らされた面の明るさを表します。(単位は㏓=ルクス)
例えば読書に適した場所は1000lx、明るい窓側では2000lxになります。
ちなみに晴天の屋外100,000lxです。
・演色性とは、照明光が忠実に色を再現しているかを表す指標です。
単位はRaで、100に近いほど色の見え方がよくなります。
商業施設ではRa80以上、美容室など色を比較する場所ではRa90以上の演色性が推奨されています。
このような条件を整えるため、結colorsは昼白色相当の5000K、演色性90Raの照明を用いて診断しております。
昼白色と昼光色の両方を取り入れるとさらに理想的な条件となるため、北西の窓から採光をとっております。
太陽光を活かすために、最も条件が整う午前中から午後にかけての時間(10:00~、13:00~)を基本の診断時間枠と設定しております。(もしご都合が悪ければ調整させていただきますのでお問い合わせくださいね。)
サロンで診断を受ける場合は、アナリストさん達はある程度照明のことを意識して空間づくりをされていらっしゃいますので大丈夫だと思います。もしイベント等で診断を受ける場合、その施設の照明によって判定することになりますので、場合によっては誤った診断結果になってしまうことがあります。お手軽でお安く受けられるのがイベント診断の魅力的ですが、このようなデメリットもご理解していただいた上で体験していただければと思います。
今日は照明についてのお話でした。ではまたお会いしましょう。